やまたかさん、ポケモンやってください。

アニメ、マンガ、ゲーム、声優等について語ったり叫んだり。

【これが私の】平成最後の告白を【全力全開】

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サムネ用

 

※視聴する時に支障が出そうなネタバレは避けました!!


この記事はオタク文化に人生を狂わされ、人生を救われながら歩んできたビリリダマ好きな男が残す、平成最後のラブレターである。

 

どうも、二年連続友人の留年が相次いだことでよっ友から「疫病神」などと言われても元気に生きてるヤマトたかはしです。。。

 

「平成最後の~」ブームに乗っかって、自分の中で何かしら気持ちの整理をつけたいと思いこの記事を書きました。

この話をするのも何度目かわかりませんが、僕は保育園の年中さん(5ちゃい)のときに画面の向こうの女の子に初恋を奪われてしまいました。

それから、オタク文化の発展とともにそれなりの荒波にもまれつつも必死に生きてきました。

僕の人生においてアニメは、重荷になることもあれば、生き方を示してくれる羅針盤でもありました。

 

そんなかけがえのない存在に感謝の気持ちを送るべく、精一杯キーボードを打ちました。

 

感謝を述べたいアニメはたくさんあったのですが、作品数を絞りたいと思いと、周りのオタクたちがランク付けをしているのを見て楽しそうと思ったのでランキング形式にしました。

対象は僕が今まで見たアニメの中で、平成に放送されたTVアニメ。

ランキング付けの基準は「自分の中でどれほど影響を受けたか。どれほど好きか。」

 

そしてその作品に対しての思いを全力でぶつけさせてもらいました。

 

読む人のことを考えない自己中オタクなのでとっても長くなってしまいました。

全部読んでくれとは言いません。

見たことのない作品との出会いが生まれたり、

こんなに重い愛を持っているキモオタがいるのかとドン引きしてくれれば幸いです。

 

 

 

 

10位  「永遠に、変わらない心、時の流れに変わっていく心、その全てが間違いじゃない」

 

変わりたい。

変わりたくない。

変わらない。

変わってしまった。

 

そんな少年少女達が送る透明度200%恋愛ファンタジージュブナイル

 

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み ん な か わ い い

凪のあすから

思春期特有の葛藤を特殊な世界観で描いた作品で、あのキラキラドロドロが混じったなんともいえない感じを滅茶苦茶美しく描いている。

 

リアルな心理描写とは裏腹にかなりぶっ飛んだストーリーで、特に2クールへ移行する際は年末で放送期間が空いたため、年明けから急展開過ぎてありえんほどの衝撃を受けた。

正直P.A.WORKSはどこか地味なイメージがあったから(そこも好きなんだけど)びっくり祭りだった。

 

ちなみに自分は伊佐木要ガチ恋オタクだった

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片思いガチ勢にして告白選手権最優秀新人賞

痛いほどに共感できる正々堂々としすぎるが故にズルくもなるその立ち回り方と、突拍子もなく行動派イケメンになる彼はどこもでもかっこよくて、果てしなくキモい

朝っぱらから告白するな。恥ずかしげもなく全裸で歩くな。そんな悲しい笑顔をするな。

 

あの頃を思い出したいなぁ…って時に見るけど、毎度のごとく自滅する。

美海ちゃんとさゆちゃんが好きです。まなかは目からハイライトが消えたとき思わず何か滾ってしまいました。ちさきはえっち。本当にえっち。

 

個人的神回

「第24話 デトリタス」

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か わ い い

久しぶりに見たらさゆちゃんの言葉で目が覚めました。

でも、現実にさゆちゃんは居ないのでなんともいえない気分になりました。

 9位 「何だと問われたら、もう、自分でもよくわからない!!」

 本人も視聴者もわかんねぇよ。正真正銘の「怪作」

サムライフラメンコ(以下「サムメンコ」)

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面白そうなアニメだなぁ!!(真顔)

 

このアニメもまぁ賛否両論、というかむしろ否の方が多いまである

何でや。と言いつつも気持ちはわかる。ただクソアニメと叩ききるには早いんじゃないか。

このアニメは方向転換しまくり系で、いくらAI技術が発達してもこのアニメの展開は予測不可能なレベルだと思う。

ただそれが何故おきてしまったかと言うと、メディアの発展とともに生じてしまったヒーローの多様化に対して真っ向勝負を挑んだからだろう。

正義とは何か。ヒーローとは何か。

「サムメンコ」はそれを究極までに追い求めた作品なのだ。

 

実際、これだけごちゃごちゃした内容でも、製作開始時にはしっかりとした方針が定まっていたようで、雑誌のインタビューでは怪人の制作秘話などが滅茶苦茶アツく語られたりしてしまっている。

 

そこから見えてくるのがもうひとつのテーマである

「大人になりたくない大人たち」

この作品の登場人物、そしてスタッフ達は本当にやりたい放題という言葉がぴったりはまる。

それは

「好きなことを思い切りやってしまおう」

という気持ちの表れなのではないか。

正直、こんなの作っている最中に批判されるなんてことあらかじめ分かるに決まっている。

深夜アニメの視聴人口が増えた時代、ノイタミナ枠で2クール。

よくもまぁそんな舞台であそこまで無茶な勝負を仕掛けたものだ。

だからこそ好きだ。

 

好きなものに縛られ大人になりきれない。ただ好きなものを断ち切ってまで大人になりたくはない。ならば、今好きなものを全力でやろうと。

 

苦しくても、辛くても

好きなものを正々堂々好きだと言える気持ち。

それは何よりもかっこいいではないか。

 

まぁ好きなことをし続けるといっても他人に迷惑をかけない程度にして欲しいが。

(そう考えるとぶっちゃけこの作品の登場人物たちはグレーゾーンなのだが…)

 

賛否両論ひっくるめて、誰がなんと言おうと俺はこのアニメが大好きだ。

 

個人的神回

 「第17話 最強総理」

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総理大臣です

サブタイトルから面白いのずるいだろ。

支持率=戦闘力みたいなくだり一生やってて欲しい。

 

 

8位「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。」

 

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面白いけどロボットがダサいランキング上位入賞したらしいけど、かっこいいだろうが。

正直このアニメの評価は本当に見る人による。(批判から入ってしまうスタイル) 

感情移入が得意な人には見れると思うけど、物語を第三者視点で楽しむ人にはわけわからないと思うから。

登場人物たちの成長を描いている割には心理描写が物足りない。

だからそれなりに想像で補うしかない。と言うところがネックですな。

 

でも俺はそこが好きだ。だってガキが理路整然と自分の弱かったところを見つめなおして成長してる方が不自然だから

エウレカのために、好きという気持ちだけで強くなろうとするレントンはどこまでも純粋で、最高にかっこいいよ。

 

あとホランド。成長してから視聴してみたら思ったよりガキで、大人になりきれなさ、のような感情にとても共感できた。

それでもやるときはやってくれる。なによりも自分の信念を大切にするその姿は、尊敬しきれはしないけど、どこまでも着いてゆきたくなる兄貴分。

 

あとアネモネとかいう最強ヒロイン。

もう何かもが好きだ。コイツはとても歪んだ世界に生きているんだけど、その中でも純粋であり続けた正真正銘のお姫様だ。頼むからガチで幸せになって欲しい。

 

魅力的なキャラ達が駆け抜けたひとつの星をめぐる壮絶な戦い。

その中でレントンたちが見つけた答え。

 

OP・EDともに最高で、劇半も他のアニメでは使われないようなテクノ形だったりこだわりが強い。

ボンズによる作画は圧巻で今見ても色あせることはない。

 

そして何より現在製作されている劇場版3部作が熱すぎる。

アニメ版の完成度ゆえに、関連作品へのヘイトが高かった今作であるが、10年の超えて決着をつけに来てくれたスタッフさん達に感謝。

第2作の「ANEMONE」がガチで鳥肌止まらんかった。

 

これからも目が離せないゼロ年代の名作。

 

個人的神回

「第48話 バレエ・メカニック」

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全アニメの第48話の中で間違いなく一番です。

ほんと、あーあって感じ…w

ガチで最強。もう本当に最強だ…

 

7位 「その明日は永遠に来なかった」

 

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去年、ストレリチア見に行ったときに等身大めんま立像と再会したときはびびったよ

涙腺崩壊アニメの代表格としても有名な

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」

このアニメは「大人が泣けるアニメ」としても話題となり、多くの人の感動を誘った。

 

はじめて見た中学時代には他へ「気持ちを伝えること、ぶつけ合うこと」の難しさや大切さを学んだ。

 

そして、成長してから見るとまた別の感想を抱くこととなった。

 

めんまが帰ってきたことで超平和バスターズのみんなは、忘れることで逃げようとしていたもの。心の奥底に眠る気持ちと向き合った。

その結果、それぞれが過去の自分を認め、新しい自分をはじめるきっかけにもなった。

 

しかし、現実の僕らの世界にはめんまはでてこない。

それでも、「私を忘れないで」と囁く勿忘草はそばにいる。

 「幼い頃の自分」

人は成長するにつれて新たなものを得ると同時に、何かを失っていく生き物だと思う。

特に幼い頃というのはとても多感で、命の重さが良くわからないこともあれば、物にも心があると思い優しくしたりする。

何もかもが未知の世界で、弱い力でも一生懸命に生きてた日々があったはずなんだ。

もし、人生への不安が拭えないときや、苦しい日々が続くときはその自分を思い出す機会なのかもしれない。

今の自分も過去の自分も、この世にたった一人の自分自身なのだから。

 

そして自分自身と向きあうことで、抱えている何かと立ち向かって、超平和バスターズのように沢山涙を流した先には新しい明日が待っているかもしれない。

 

いつだって俺は自分自身とかくれんぼしているな。なんて詩人のようなことを思いました。

 

超平和バスターズのみんなが、この作品が大好きです。

 

個人的神回

「第11話 あの夏に咲く花」 

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おれもだいすきだよ

俺もみんなと一緒に叫んでた。

 

6位「叶えたいから、わたしは飛ぶ!!」

魔法少女がケモ耳生やし、纏いし布は上は軍服、下はパンティ。メカ足履いて銃構え、縦横無尽に空を舞う。

友情!!努力!!勝利!!百合!!ミリタリー!!セクシー!!

そんな男心くすぐるものばかり集めたカレーハンバーグラーメン定食の様なチンパンアニメがこの

 

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パンツじゃないから恥ずかしくないもん

ストライクウィッチーズ

 

最初に見たのは小学生の頃。

「がっつりパンツ見えとるやんけ!!」つって見始めたら、「パンツじゃないからセーフ」だった。そしていつの間にか惹き込まれていた。

昨年に新作の発表があった際にはルッキー二のを見て感動のあまり一粒の涙が頬を伝った

そこで「俺ってこんなにこのアニメ好きだったのか…」とキモ過ぎて鳥肌が立った。

 

パンツ見て泣いたこと、ありますか?(efの次回予告並み感)

 

多分このアニメが好きな理由は沢山あるけど、宮藤芳佳の「人助けの精神」だったり、坂本美緒(もっちゃん)の戦士として生きる姿がいつまでも憧れだからなのかな。

ちなみにもっちゃんにガチ恋経験ありなので視聴しなおすときにはペリーヌになりますわよ。

 

 

 

個人的神回

「第6話 空より高く」

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Sweet Duet wo sukore

定期的にエイラーニャ成分も補給したいオジサンなので…

 

 

 5位 「お前の人生だって本物だったはずだろ」

「死」を知っている人間はいないらしい。

何故なら死を認識できたなら、その瞬間にはもう魂が体を離れているからだ。

「死」を知っているのは世界だけ。

 

そして、これは「死」を知らない世界の、「死」を知る人々の物語。

Angel Beats!」 (以下AB!)

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SSS

 

自分が崇拝しているシナリオライター麻枝准が初めて脚本を担当したオリジナルアニメ作品。

 笑いあり、涙ありの作風は鍵っ子のみならず今も尚多くのアニメファンを魅了し続けている。

が、そのラストは賛否両論であり、結局この話はなんだったのかと言うファンも多いことだろう。

 これに関して、勝手ながらファンを代表してまずは言い訳させて欲しい。

 

仕方ない。

だって、だーまえゲームのライターさんだもん。リトバス以降ライター離れてから久々に書いたってのもあるけど、結局今までゲームの書き方をしてきた人間にとって1クールアニメのフォーマットに合わせて書くというのはとても難しい話だったはず。

今までのkey作品をやってきた感覚で言わせてもらえば、AB!はアフターストーリーのない状況で完結してしまった。そしてアフターストーリーまで1クールに纏めてしまった結果がCharlotteであると思う。

もっといえばアニメ版Clannadだってあそこまできれいに纏める為に登場人物一人存在ごと抹消されているわけだし仕方ないことなんだよ。

 

まぁ、否定派の意見も痛いほど分かるんだけどね。

何が言いたいかというと、だーまえは本当に最強のシナリオライターだと思うので、嫌いにならないで欲しいということです。

 

本題に入ろう。

実際、だーまえはゲームライターだからAB!もゲームにするべきだった!とも言い切れないのがこの作品の魅力だ。

P.A.WORKSの超美麗作画による戦闘シーンはもちろん、そのクオリティでギャグもかましてくるのだから二重の意味で面白い。

さらに、当時人気の絶頂にあった「けいおん!!」に対抗するが如くの気合の入れようで、互角以上に渡り合ったガルデモのライブシーン作画は今見ても半端ない。

あのシーンだけ見せられれば「あー、バンド物のアニメなんですね」ってならざるを得ない。違うのだが。

あと音楽のクオリティと使い方が非常にうまい。そういうとこだぞ。

 

AB!放送当時言われていたのが「自殺者が増える」という暴論だが、黙れにわか

AB!世界に辿り着いた者に自殺者はいないということは作中で明言されている。(2話参照)

AB!が僕らに伝えてくれることは「力強く生き続けることの大切さ」ではないか。

死後の世界のみんなは生前に不幸な体験を持つ者たちばかりであったが、それを受け入れ、やりきれなかった青春を取り戻そうと過ごしている。

しかし、あの世界は永遠に時が止まった世界とも言える。

(作中では明言されていないものの、関連作品においてはあの場所で数十年過ごしているキャラもいる。)

個人的に、AB!世界は人生をやり直すチャンスを与えられた場所、選択を迫られる場所であったと思う。

あの世界において満足し、消えたキャラクター達が行き着くのは成仏ではなく、生まれ変わりだ。

つまりAB!が示しているのは

失敗しても、理不尽なことがあってもやり直せる。人間頑張ればいつかは報われる。

と言うことではないか。

絶望からの再生。それまでの自分自身に納得して、新たな自分をはじめるための物語。

 

すでに死んでいる世界で神に抗おうと、人生の心残りを消化しようと生きる彼らは何よりも強く生きる

その姿は美しい。

 

実は現在もコミック版で新たな展開が続いているコンテンツ。

10年近くになるけど、未だに追い続けているし、ガルデモだって聴きまくっている。

(一番好きな曲は「23:50」

間違いなく、心の底から好きな作品のひとつだ。

 

個人的神回

「第10話 Goodbye Days」

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※画像はイメージです

こんなんずるいじゃんね(号泣)

 

4位 「生きている限り、生き続けることを諦めたりはしない!」

 

 

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監督はガオガイガーの人です

「BRIGADOON まりんとメラン

 

※注意!!!

興味本位で見るのはお勧めしない。覚悟を持ったメンタル強者だけ見て欲しい。責任は取らない。

 

・個人的に大好きだけど人には絶対おすすめしないアニメランキング第1位

・個人的に尊くて辛くて胸が張り裂けそうになるアニメチャンピオン

・個人的に音楽が神がかっている作品最優秀賞

 

等々ヤマトたかはし個人的アニメ大賞を総なめにした作品。

だけど高くてブルーレイも買えないしサントラもプレミアで手に入らない。

だからprimevideoでレンタルして見ちゃうガハハ。

 

この作品では「家族」「友達」をはじめとする様々な「絆」

そしてどんな逆境でもその絆を信じて生きる力強さが描かれている。

何よりもメラン・ブルーの漢らしさと、まりんのひたむきさが心を打つ。

自分はこのアニメにこそ「真実の愛」が描かれていると思っている。

 

あと音楽が最強すぎる。SSSSランク

作画は特にバトルシーンがとんでもない完成度で手に汗握るアツさがある。

 

…ここまで絶賛しておいて何故おすすめしたくないのか。

 

それは…ネタバレしたくないので言えないのですが…

とにかく辛い展開。

スタッフ自ら言っちゃうほどに辛い。なんなん???

ただ、鬱アニメといっている人もいるがそうは捉えてほしくないところ。

もっともっと愛されて欲しい作品のひとつ。

来年で20周年だからバズってメランのフィギュア出ねぇかなぁ…

 

実は見たのがわりと最近なのですが、本当に素晴らしかった。

大切なのは「愛」だよ、「愛」

 

個人的神回

「第26話 サヨナラは海の碧」

この年齢になってアニメに「愛」について考えさせられるとは思わなかったんだ…

その目で確かめてくれ…

 

3位 「生存戦略、しましょうか。」

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プリクリ様をすこれ

輪るピングドラム(以下ピングドラム

 

この前カラオケで歌ったとき、アニメ映像流れてきて変な声が出た。

LIVE DAMの映像が完璧すぎた。名シーンだらけだけど絶妙にネタバレを避けている。MAD職人の犯行だろ。うpしろ。

 

はい。

 

このアニメの何が好きかってもう何かもが好き。

ストーリー、練られすぎてるしセリフも最高。好き。

作画、星野リリィデザインによる可愛いキャラクターが動き回るし画面演出も最高。好き。

音楽、まずOP最高。ARBのカバー楽曲最高。劇伴最高。好き。

あと声優さんの演技。最初はちょっと違和感あったけど、見ていくうちに「これ以外ないな」ってぐらい完璧なキャスティングだったと思う。木村昴さんをさらに好きになった。

 

 さてこのアニメは全26話。かと思いきや残念でした。なんと二周目が楽しくて仕方ないので実質全52話。というか周回し理解を深めている時間が何よりも楽しいので何度でも見れる。

可愛く美麗なキャラクター達が繰り広げる謎が謎を呼ぶ展開。音楽・演出の融合も素晴らしく、最高にクセになる感覚

考察系アニメではあるのだが、一周目は何にも情報がない状態で、深く理解しようとはせず、あるがままを受け止めてから色々考え、感じて欲しい。

 

公式が放送前から宣伝していた為にあえて書くが、この作品のテーマは「家族」だ。

それにまつわる切なくも壮絶な物語をアニメーションという表現方法を最大限に生かし、エンターテイメント性を含ませて描いていることから評価自体がくそ高い。

個人的な好きポイントとしてはちりばめられた怒涛の伏線であったり、魅力的なキャラクターはもちろんのこと「この作品がなければ気づけなかった」ことが沢山あったから。

「家族」という当たり前と「運命」による非日常性の狭間で何度も思考をめぐらせた。

正直この作品に対して人々が抱く感情はバラバラであるし、その本質を捉えるのは難しい。

しかし、自分はこの作品に出会えたことを心から「良かった」と思っている。

このアニメを見終わった日、僕は僕なりのピングドラムを輪していこうと誓ったのだ。

平成を代表とする一作としてもふさわしいと思う。

 

ネタバレせずにいえるのはこのくらいなので。誰かと語り合いたいアニメだなぁ~

(チラッチラッ)

 

個人的神回

「第22駅 美しい棺」

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僕はすり潰された

真砂子…お前、最強だよ…

 

2位 「なんとかなるよ。絶対に大丈夫だよ」

 

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いつ見ても可愛いのバグだろ

カードキャプターさくら」 (以下CCさくら

 

神作画、神劇伴、いつ見ても面白いストーリーに魅力的なキャラクター。

なんだ、ただの神アニメか。

冒頭で述べた、僕が5ちゃいの頃に初恋を奪った女が主演のアニメである。許されない。本当にNHKはなんてものを作ってくれたんだ。

 

 

実際問題僕はこのアニメのせいでオタクになったし、早くから中二病を発症したし、ロリコンになったし、百合も薔薇もいけるし、本当に人生を狂わされたと思っている。

ふざけんな。

 

ただ、いつもはそんなことを言っているけれど、今回は素直に感謝の言葉を述べたいと思う。

このアニメに出会ってオタクになったことでどれだけ素敵な出会いをしてきたか。そしてどれだけこのアニメに励まされてきただろうか。

いつだって諦めかけたとき、挫けそうになったとき、聞こえてくる言葉はさくらちゃんの

「なんとかなるよ。絶対に大丈夫だよ」

だった。

彼女がそう言ってくれれば、無限に力が湧いてくるのだ。

音楽だってそう。不安なときには「扉を開けて」。新しい世界に踏み出すときには「プラチナ」を。

当たり前すぎて気づかないだけで、思い返せばいつだってそうだった。

 可愛くて、優しくて、ちょっぴり抜けてるけど、打たれ強くて諦めない。

小さい頃に憧れた、画面の向こう側の女の子は、僕が大人になっていく課程でもいつだって支えてくれていた。

今でも忘れないあの土曜日。教育テレビ3チャンネルでの再放送の番組紹介。あれを見たのは偶然だったか必然だったか。

本当にありがとう。これからも僕を支えてください。

今も昔も、いままでもこれからも、ずっとずっと大好きです。

 

 個人的神回

「クロウカード編 第40話 さくらと夢の中のさくら」

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りーくんかわいい

個人的な思いばかり綴ってしまったのでこの作品のスゴさが伝わる回をチョイスした。

作画崩壊×アニメ版故のクソ尖った演出が混ざり合い、カードキャプターさくら史上最もヤバイといわれる回。

 子供のころは正直トラウマ並みに怖かったのだけれど、今見ると「これ誰向けに作ってたんだよ…」ってレベルのクオリティだから、アニメ好きには見て欲しい神回。

1位 「あなたにとって『アイドル』とは?」

 

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配置学全一の監督錦織敦史をすこれ

THE IDOLM@STER

俺の人生を救ったアニメにして、人生を変えたアニメでもある。

 

はじめに言っておこう。俺はこのアニメが最初は大嫌いだった。

まず「二次元のアイドル」が無理った。三次元のアイドルの良ささえわからないのに二次元のアイドルなんかひたすら気持ち悪いと思っていた。

そしてキャラクターが無理だった。あざとかったりキャラ付けがしつこかったり。

とくに共感性羞恥気味な俺にとって雪歩がガチで無理だった。もう三話が拷問でしかなかった。

しかし、このアニメを俺は初見時完走した。釘宮理恵が演じている水瀬伊織が可愛いと言う理由だけで。

(その時の感想は「じゅぴたーが改心して良かったね」くらいのもんだ。浅い。アサイー)

 

しかし、再放送や一挙放送などで俺はこのアニメを「無理なんだよなぁ」と思いながらなんと合計で5周する。よっぽど暇だったしドMだった。

音楽と作画の動きだけはずっと評価していたのでそこが救いだったのかもしれない。

 

分岐点は「シンデレラガールズ」放送中、クールのつなぎとして再放送されていたのを見ていたとき。

正直5周もすれば最初は無理だった話にも慣れはじめ、第3話の雪歩も画面から目をそらさずに見られるようにはなっていた。

さらにはなんと「ちょっとは良い話なんじゃないか」と思い始めるようにさえなっていた。

そして、約4年間にわたる「無理なんだよなぁ」の日々は唐突に終わりを迎えることになる。

それは5回目の「第13話 そして、彼女達はきらめくステージへ」を見ていたときだった。

 

いきなりだが自分語りをさせてもらおう。俺はその時期かなり精神的に病んでいた。

とあることから拗れた友人仲は最悪の方向に進んでいった。永遠にも思える誹謗中傷を受け、大切な友人を失った俺は疲れ果て、「なんでこの世に生きているのか」を必死に探し求めていた。これは「何の為に生きているか」というありふれた問いではない。

「何故自分のような汚物がこの世に生を受けてしまったのか」という疑問を常に胸に抱き、自分で自分を責め続けた。自分が大嫌いになった。

相談できる人はいなかった。周りに心配もかけたくなかった。

学校では気を張って今までに近い自分を演じるように心がけた。そして、思考のループを断ち切りたくてバイトを始めた。

好きだったアニメへの情熱も薄れ、本当に目標もなく、ただただ何かに怯えるだけの生活を半年ほど続けていた。

自傷行為のようなものだってした。ひどい神経痛にも襲われた。意味もなく涙を流した夜だってあった。

ただ親への感謝や、前述したAB!の影響もあってか「自殺」なんて選択肢を考えたことはなかったわけだが。

ただ惰性で、無気力に、当たり前の日常を回し続けた。

 

そんなとき見た第13話。美希がひたすらにステージで輝いていた。頑張っていた。自分が入れなかった竜宮小町へバトンを渡す為に。そして最大限に力を発揮して、自分を見ろと表現していた。かっこよかった。

 

「どうしてそんなに頑張れるんだ?」

俺にはわからなかった。胸が締め付けられるような思いとともに、画面を見つめ続けた。

 

そしてやってきたのが「自分REST@RT」

まず歌詞の全部がぶっ刺さった。

『昨日までの生き方を否定するだけじゃなくてこれから進む道が見えてきた

  弱いだけの女より我慢とか背伸びしてもカッコつけた自分が好きだから』

俺も進む道を知りたかった。そして大嫌いな自分を好きといえるようになりたかった。

 

『今すぐ心のドアちょっと開いて旅に出てみたい気分

  ぼやぼやしてると大切なチャンス逃してしまいそう。』

ずっと自分の心を閉じ込め続けた日々に、沢山の可能性を無駄にしてきた日々にさよならをしたかった。

 

『輝いたステージに立てば最高の気分を味わえる

  全てが報われる瞬間いつまでも続け 夢なら覚めないでいて

 大空を飛ぶ鳥のように翼を広げて羽ばたきたい

  どんなに遠くても行こう 憧れの世界 夢だけでは終わらせたくない』

 

涙が止まらなかった。声を上げて泣いた。なんならその後吐いた。

アイドルのみんながまぶしすぎて、俺もそんな風に生きられるようになりたい。そう心のそこから思った。

『夢なら覚めないでいて』の響があまりにも一生懸命で

それでいて彼女達の頑張る理由が理解できた俺はこれでもかというくらいえんえん泣いた。

そして文字通り自分をREST@RTすることができた。

 

俺は長い年月を経て、ついにアイドルマスターと言う作品の素晴らしさに触れることができた。

 

そして貯め続けたバイト代を握り締めてブルーレイを全巻買いに行った。

ネットで調べてアニメ放映時にあった7thライブの円盤も買った。今まで声優の声だけしか興味なかった俺がアホみたいに泣いた。

THE IDOLM@STER MOVIE  輝きの向こう側へ!」は毎日のように見た。それまで画面見ながら『カリオストロの城』のセリフを言える親戚のおじちゃんを若干キモいと思っていたが、いつの間にか俺もなっていた。

そこからはもうズブズブとである。

 

ここまでが人生を救った話である。長いだろ!重いだろ!!ごめんなさい!!!

 

人生を変えた。というのは、アニメに対しての付き合い方が変わったところだ。

今までの話だとアニメ以外の総合コンテンツとしての話でもあるわけだが、アニマスはアニメ単体で見てもとことん素晴らしい作品なのである。

なにより、この作品を通して「アニメって人が作っているんだな」ということに気づかされた。

当たり前のことなのだが、僕はそれまではっきりと意識したことはなかったのだ。

アニマスはそんな鈍感な僕でも気づくように、画面から伝わるセリフにはないメッセージが溢れていた。

例を挙げるとこういうシーン。

 

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第6話 「先に進むという選択」より

画面右端、星井美希の口元が隠れてしまっている。

これの意図することは視聴した皆さんなら分かると思うが、ほんとこういうとこだぞ!!!

さりげない一つ一つの演出のおかげで、アニマスはとことん丁寧にキャラクター達の心理描写がなされている

製作側がどれだけ色んな意図を持って作品作りをしているか、どれほどのを持って作品を届けているのか。

 

自分も真剣にアニメと向き合いたいという気持ちが生まれた。

 

アニメがひとつできあがるまでには様々な役割の人がいて、沢山の意思が作り上げた努力の結晶なのだと言うことをこの作品に痛感させられたのだ。

もちろん、他の様々な作品形態にもいえることではあるのだが、アニメは実際に人間が出てこない分実感しづらいと言う事実がある。それなのにアニメ一本が出来上がるまでには比較的多くの人手が必要だ。

 

僕はこの事実に気づけたおかげで監督をはじめとした製作陣にも興味を持つようにもなったし、声優さんに対してさらに深く知ろうとするきっかけになった。

さらには楽しめる作品の幅も広がり、特に3位に挙げたピングドラムなんかはこれらのことに気づけなければ「なんか良かったな」で終わっていたものの、アニマスショック後に視聴した際には大きく評価を変えることになった。

 

自分はこのアニメに出会っていなければずっとあの薄暗い日々を送っていたかもしれない。

それに惰性でアニメを見続けていたか、アニメから離れてしまっていた可能性だってある。

 

僕にとって765プロのアイドルは暗闇に差し込んで来てくれた「光」

 

だからこそ僕は胸を張って言おう。

 

ありがとうアニマス

 

僕はアニマスが大好きだ。

 

そしてアニメが、大好きだ。

 

個人的神回

「第13話 そして、彼女達はきらめくステージへ」

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最強だよ

僕の人生を救ってくれてありがとう。

 

あとがき

とんでもなく長い自分語りを、重い話で締めてしまって申し訳ない&恥ずかしい

しかしこれが僕の「アニメと付き合ってきた人生」なのだ。

 

少し反省点。

原作持ちの作品に対してはアニメ化による「作画」「演出」に対して慎重に検討を重ねました。

しかし、気になった作品は原作も触れることの多い自分にとって

「もしアニメ版だけしか見ていなかった場合でも同様の評価になっていたか」

と言う点を考慮すると難しいこともあり、「オリジナルアニメ」「原作と設定・展開が異なるアニメ」

が多く上位入りしてしまった傾向にはすこし後悔もあり、反省点でもあります。

それでも、この記事を読んでくれた皆さんが少しでも新しい世界に踏み出す機会を作れたら良いなと思っています。

 

そして僕もまだまだ色んなアニメに出会いたいので、おすすめアニメとあなたの「好き」の気持ちを教えてください。

 

そして最後に。

この記事を書くに当たりランキング候補に挙がった沢山の作品達の題名を載せさせていただこうと思います。

 

 (※50音順)

ARIA

BLACK LAGOON

Classroom☆Crisis

C

ef

Go! プリンセスプリキュア
GUNSLINGER GIRL

PSYCHO-PASS

SoltyRei

TARITARI

theビッグ・オー

TIGER& BUNNY

SHIROBAKO

STAR DRIVER 輝きのタクト

WORKING!!

甘城ブリリアントパーク

あまんちゅ!

荒川アンダーザブリッジ

苺ましまろ

一週間フレンズ

狼と香辛料

おおきく振りかぶって
俺の妹がこんなに可愛いわけがない

カイバ

カウボーイビバップ

神のみぞ知るセカイ

ガリレイドンナ

カレイドスター

ガールズ&パンツァー

ガンダムOO

かんなぎ

機動戦艦ナデシコ

機動戦士ガンダムSEED

機動武闘伝Gガンダム

キルラキル

グリザイアの果実

けいおん

月刊少女野崎くん

ココロコネクト

コードギアス反逆のルルーシュ

琴浦さん
四月は君の嘘

疾風!アイアンリーガー

しゅごキャラ

シュタインズ・ゲート

新世紀エヴァンゲリオン

新機動戦記ガンダムW

翠星のガルガンティア

涼宮ハルヒの憂鬱

ゼロの使い魔
蒼穹のファフナー

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

宇宙よりも遠い場所

たまこまーけっと

ダーリンインザフランキス
ターンエーガンダム

中二病でも恋がしたい!
天元突破グレンラガン
電脳コイル
となりの怪物くん

とらドラ

日常
ノーゲーム・ノーライフ
のんのんびより
灰と幻想のグリムガル

灰羽連盟

白鯨伝説

化物語

花咲くいろは

東のエデン

ひだまりスケッチ

響けユーフォニアム
ひぐらしのなく頃に

普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。

不思議な海のナディア

プラネット・ウィズ

プラネテス

フルメタル・パニック

ぼくらの
マクロスF

魔法少女まどか☆マギカ

魔法少女リリカルなのは

迷い猫オーバーラン

未確認で進行形

三ツ星カラーズ

無限のリヴァイアス

結城友奈は勇者である
勇者特急マイトガイン
勇者警察ジェイデッカー

ロボティクス・ノーツ

 

 

もちろん、今まで見てきた沢山のアニメの中で、ここに載せなかった作品も僕の人生においての糧になってくれています。

こんな小学生みたいな「〜だと思いました」みたいなの連発のクソ長い文をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

最後の最後にもう一発。

俺はアニメが大好きだ。

 

 

P.S.ゆるギャルJKの続編が出ました。最高でした。

ゆるギャルJK!!(キリッ〜ひなは試験中ですヶド?〜【バイノーラル録音】/上海飯店 20%OFF 5/12 16時まで http://dlsite.jp/mawtw/RJ251301 #DLsite