やまたかさん、ポケモンやってください。

アニメ、マンガ、ゲーム、声優等について語ったり叫んだり。

車輪の国、向日葵の少女(夏の終わりに出会ったゲームの話)


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※でっかいネタバレは無し

 

※初投稿のくせに3000文字近く長々書き連ねてあるから気をつけて

 

みなさんこんにちは。

朝からスーツを着て出かけ、家に帰って課題をこなし次の日に備えて早く寝る。

10月下旬くらいまでそんな生活サイクルの予定なカワイイみんなのキモオタ系アイドルヤマトたかはしちゃんですヾ(。>﹏<。)ノ゙

どうも。

 

一番初めはこのブログの概要みたいな記事を投稿したかったのですが、余裕がありませんでした。ごめんなさい。後から作っときますね。

 

最近は朝はだいぶ肌寒さを感じる日も増えてきたと感じます。スーツのジャケットがちょうど良く感じてしまう日さえあり、夏が完全に過ぎ去って往くのを感じながら生きてます。

 

さてさて、「平成最後の夏」だなんて騒がれた今年の夏だったわけですが

皆さんはどんな夏を過ごされたでしょうか?

 

人それぞれの思い出が頭を巡ると思います。

二十歳の誕生日とともにやってきた僕の平成最後の夏は、そこそこ遊び、試験勉強、バイト通いと、羽目をはずしすぎることのない平穏日々を過ごしていたところに

彼女に振られ

うビッグイベントが待ち構えてくれてました!!わふーっ!!

 

…で、まぁそれは置いといて。

今回お話したいのは彼女に振られた僕がプレイし、落ち込んでる場合じゃねぇなぁ!?と衝撃を受けたゲームについてです。

 

車輪の国、向日葵の少女

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この作品は2005年の11月にアダルトゲーム会社『あかべぇそふとつぅ』から発売されたゲームです。『G線上の魔王』等で有名なライターのるーすぼーい氏がシナリオを手がけた初の商業作品です。

 

 

 

 

あらすじ

あらすじを簡単に説明。

舞台は日本によく似た架空の国。

その国では罪を犯すと懲役ではなく、その罪に応じた「特別な義務」が科せられる。義務を課せられた者達は「特別高等人」という特別な存在によって更生指導される。主人公・森田賢一はその特別高等人を目指す候補生。彼は最終試験の課題として、ある田舎町にいる3人の少女を更生するよう指示される…

 

と、こんなはじまり!なかなか興味を引き立てられませんか?

とても重厚な世界観とテーマ。しかし、シナリオは軽妙かつテンポも良く、疲れなんて感じることもなくずぶずぶと沼にはまってしまいました。

 

ちなみに、この世界において日本は小説の中に出てくる架空の国という設定になっています。なんだか、画面を通して互いに架空の国として認識しているように感じられるデザインでとてもおしゃれに感じました。

登場人物

森田賢一

主人公。スーパーエリート。

 

日向夏咲(ひなたなつみ)

異性と接触してはいけない「恋愛できない義務」を持つ少女。おどおどしている。

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三ツ廣幸(みつひろさち)

特殊な薬を使い、疲れの取れない強制的な眠りを強いられる「1日が12時間しかない義務」を持つ少女。元気。

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まな

幸と一緒に暮らす褐色系幼女

 

大音灯花(おおねとうか)

親権者の命令を強制される「大人になれない義務」を持つ少女。一応クラス委員長。

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大音京子(おおねきょうこ)

灯火の母。主人公が転入するクラスの担任教師。

 

樋口璃々子(ひぐちりりこ)

主人公の血は繋がっていない姉。大学進学後、音信不通。

 

法月将臣(ほうづきまさおみ)

特別高等人。主人公の師。このゲームの顔。

 

卯月セピア(うづきせぴあ)

本名は磯野。

 

ざっくりと主な登場人物を。

ヒロインには画像を載っけました。10年以上前になるので少し古いキャラデザと感じる人もいるのかなー?と。まぁ、みんなかわいい。

そしてみんな義務を課せられ、何かを抱えている。

 

途中の法月将臣さんはまじでやばい(語彙力)

何だろうねこういうキャラ。セリフひとつひとつにパワーと説得力があってすっごい頭に残る。作品内に結構名言といわれているセリフが多いんだけど、半分以上こいつなんじゃないかって感じ。声にも注目。ぜひ聞いて欲しい。うん。

 

評価

ゲーム面・システム

アドバイスと言うか、ネタバレにはならないから言うって感じだけど、初見のときにギャルゲー感覚なフラグ管理とかはそこまで気にしなくてもいいかな?と言った感じ。メタ的なことは考えず、あるがままを受け止め、物語にのめりこんでいってほしい。

 

シナリオ

最高でした。読みやすく、読み応えがあり、本当に良かった。

こういう形態のゲームでしかできないことをやっていたと感じた。そういう作品大好き。クリア後、アニメ化とかのメディアミックスについてやらない理由は色々あるんだろうけど、もし話が持ち上がってもシナリオ的に出来ないんじゃないかな?って思った。

他メディアでも出来る事だとも思うんだけど、その技法を用いてADV(アドベンチャーゲーム)の手法だからこその親和性を生み出していたと思います。強かった。

 

音楽

クリア後すぐにサントラ頼んだってくらいに良かった。物語を進めるうちに聞いてほしいけどね。単体としてよりは、シナリオとの絡み合わせが本当に良い印象。

 

感想

ADVやる機会少なくなると夏が寂しくなる気分誰かわかるっしょ?(わかれ)

やっぱり夏は夏らしいお話に触れたいじゃないっすか。でも現場から離れて長いし…

久々にリトバス(僕が一番好きなゲーム)でもやろうか、AIRでもやり直そうかというところでずっと気になっていたこの作品を思い出したんですよね。ADV界隈では結構有名なので。

一応レビューから平均プレイ時間を見て(僕が見たレビューでは大体30時間位)購入。Andoroid移植版が出てたので嬉しかったです。

車輪の国、向日葵の少女 【Android版】 [あかべぇそふとつぅ] | DLsite 美少女ゲーム - R18

 

 

あと、正直一週目はHシーン飛ばしたくらいなのでコンシューマー版でプレイするのも全然アリだなぁと思いました。

 

結果、プレイして良かった

 

ぶっちゃけ言ってしまうと、あらすじからも感じられるとは思いますが、かなり重いテーマのお話なので鬱要素はあります。

僕が感じたのは、このお話は罪と向き合う人の心のお話です。罪とは何なのか。絶対的な正しさとは何なのか。色んなことを考えながらプレイしました。

しかし、罪の基準である法や義務と言ったものは人が後から付け足したもの。

それらが生まれる前には果たして何があったのでしょうかね?

 

作中、これでもかと言うほどに人の心の弱さを見せ付けられるシーンがたくさんあります。

それに対し、人として持っている意思の強さも力強く描かれています。

 

この物語は社会、そしてそこに生きる人々。その人たちの葛藤や成長に触れつつ、文学的かつエンタメ作品として、ミステリ要素にコメディも織り込まれた絶妙な作品になっていたと思います。

興味とお時間があったらぜひ見届けてください。

向日葵の少女達の歩みと、車輪の国の真実を。

 

最後に

オタク活動できない日々がつづいているのでちょっと叫びたくなってしまいました。

レポート書くつもりが何故か3000文字近くオタク記事書いてたんだが∩(´ 'ヮ'`)∩

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた人ならプレイしてくれる…よね…?(圧力)

プレイ済みの方やプレイしてくれたと言う方は感想語りたいですね。

 

ではまた時間があれば誰得な記事を投げたいと思います。実は供養してやりたい下書きが沢山あるんですよね。

ではでは。

 

P.S.ヴァージンループってオ〇ホがすごい

 

・オリジナル版

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000C2BKU0?ie=UTF8&redirect=true

 

全年齢版だとPSPPS3があって、ファンディスクの内容を一部追加したものになっています。

 

Wikipedia

車輪の国、向日葵の少女 - Wikipedia

 

・公式サイト

http://www.akabeesoft2.com/syarin/