やまたかさん、ポケモンやってください。

アニメ、マンガ、ゲーム、声優等について語ったり叫んだり。

【金髪】ジョジョに奇妙な性癖 第5部 黄金の髪【美少女】

※本記事は金髪好きのオタクによる金髪フェチ人生の歴史と、その中で関わってきたキャラ達への分析を徒然なるままに書き連ねたものです。

 

※ブラウザバックしないで!ページを開いたご縁で目次から「個人的金髪ヒロイン四天王」の項だけでいいから見てください(懇願)

 

あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね

人に「布教」しようとするって事は
逆に「布教」されるかもしれないという危険を常に
『覚悟して来ている人』ってわけですよね…

 


どうも、みなさんこんにちは。
返事をするタイプの屍、ヤマトたかはしです。

 

先日は私が主催した「第二回やまたかヒョロワー性癖布教大会」へのご参加、誠にありがとうございました。

note.com

今年も、皆さんの文章から感じとれる沢山の愛と熱気に大変感動しました。

 

そのお返しと言ってはなんですが、

今年もエキシビジョンマッチとして、主催者の私も皆さん同様に熱い気持ちを綴っていこうと思います。


私が今回語りたい性癖の一つ、それは…

 

金髪美少女

 

 

はい。ということで私をよく知る皆様ならご存じの事ともいますが、私は金髪が好きで好きでたまらないオタクなのです。

 

常日頃から好きだ好きだとは言っているものの、何故私はこんなにも金髪を愛しているのかを語ったことはありませんでした。

 

当記事では金髪の魅力や、私の推し金髪美少女達を皆様に伝えていきたいと思います。

 

また、今回は女性キャラ限定とし、金髪の男性キャラについては割愛させていただきたいと思います。

金髪男性キャラにも好きなキャラは多いのですが、今回はあくまで性癖布教。

私に対して一番特攻効果のある、金髪美少女に限定して話をさせていただきたいと思います。

ただし、性別違えど男性金髪キャラにも多く共通する魅力はあると思うため、良ければ是非参考にしてみてください。

 

 

定義

私の性癖としての、もしくは本記事内における金髪の定義。

プラチナブロンド→○

アッシュブロンド→△

銀・灰色に近いものは省く。色指定が黄色に近いものは該当。

ストロベリーブロンド→△

赤、茶色に近いものは省く。色指定が黄色に近いものは該当。

 

地毛、染色であるものや、国籍は問わないものとする。

 

はじめに~二次元における髪色の話~

 

皆さんは好きなキャラクターの髪色はありますか?

 

僕は金髪とピンク髪が好きです。

 

そして今回は「金髪美少女」にフォーカスして語るということで、

まずは僕が考える髪色の重要性について話させてください。

 

髪型・髪色というのはキャラクター造形の重要な要素のひとつです。

特に二次元文化、漫画・アニメ・ゲーム等の中には、現実の日常生活では見かけることのないような特徴的な髪型・髪色のキャラクターが当たり前のように存在します。

 

髪型はキャラを見分けるためのわかりやすい目印になりますし、そのキャラクターの性格を知るための一つの手がかりにもなり得ます。

例えばロングヘアーと言っても、

綺麗に整ったストレートなものであれば清潔感を感じさせられ、ウェーブのあるものであればどこか余裕のある大人びた雰囲気が生まれますし、巻髪であればそれなりに容姿に気を使う人物だと印象を受けます。

上記はほんの一例ですが、髪型ひとつでも、キャラクターの裏側にあるドラマを感じられることが伝わったのではないでしょうか。

 

髪色はどういった効果をもたらすかというと、その色自体が持つ印象を与えることで、キャラが持つ魅力を強めることのできる力があると思います。

例えば赤髪であれば熱血キャラや、活発な性格が連想できますし、青髪はどこか落ち着いた雰囲気や、理知的な印象を憶えます。

これらもあくまで一例ではありますし、正確には髪の毛だけではなく、キャラクターのイメージカラーというものと合わせて考える必要があるのですが、長くなるので割愛させていただきます。

 

では、まとめると

・髪型や髪色はキャラの魅力をよりわかりやすいものする。

・テキストだけのキャラ設定により強い説得力持たせる。

ということに繋がると思います。

 

そしてここで一つ問題なのですが

フィクションでの髪色の取り扱いについてはいくつかのパターンがあります。

 

①作中世界では現実世界ではないような地毛の色が当然のように存在する。

②髪色はキャラクターを区別する要素。登場人物達の視点では現実寄りの色である。

③読者と登場人物の視点は一致。奇抜な髪色は作中でも奇抜と思われている。

 

大まかに分けてみました。

 

①作中世界では現実世界ではないような地毛の色が当然のように存在する。

例)ピンク髪ヒロインの親も祖父母もピンク髪で、お隣の家は家族全員緑髪だったりする。

一番多いパターンではないでしょうか。

何も気にしなくていい。そのまんま受け入れてくださいってパターンですね。

「この物語はフィクションです」という線引きにもなっています。

 

②髪色はキャラクターを区別する要素。登場人物達の視点では現実寄りの色である。

 

これは主に制作者側の気遣いやこだわりで生まれるもので、

「読者・視聴者視点では色とりどりの髪色に見えているが、作中の登場人物視点では現実世界にも存在しうるようなあり触れた髪色に見えている。」といったパターンです。

 

正確な出典はわからないのですが
ひぐらしのなく頃に」シリーズの登場人物達は

生まれつき茶髪や金髪・染めているわけではなく、キャラクターを区別するための配色であり、キャラクター本人が金髪や茶髪ではない

とされているようです。

またライトノベルフルメタル・パニック!のヒロイン千鳥かなめや、

PCゲームマブラヴのヒロイン御剣冥夜等はテキスト上で「黒髪」という描写があるにも関わらず、イラスト上では髪の毛は青く彩色されています。

この二人に関しては男性主人公と二人で並んだときのバランスが考慮されていそうです。

 

このパターンで勘違いしてはいけないのが、

見分けやすければ何でもいいわけではないということです。

あまりにキャラの設定に合っていない色付けでは逆に見分けにくくなる恐れがあります。

例)地味系キャラが金髪、食いしん坊キャラが青髪など。イメージがつきにくくなりそう。

 

これらは他の登場キャラと組み合わせたときのバランスや、キャラ設定に見合う髪色が的確に選択されているからこそ、成り立つ技法です。

綿密な考証から成り立つものであるということからも制作側の気遣いが感じ取れるわけです。

 

③読者と登場人物の視点が一致したものである。

 

このパターンに関してはさらに細分化することができます。

 

③a.キャラが自ら染めている

これもそのまんまなんですけど、おしゃれのためにピンクだったり緑だったりに染めているパターンですね。何ならこれには上記のより何も考える必要はありません。

お洒落さんなんだなぁと思ってあげましょう。

 

③b.種族の違いによるもの

これは異種族・異世界人・宇宙人だったりするパターンです。

代表的な例を挙げるとTo LOVEる 」シリーズですかね。

地球人サイドは黒・茶・金髪等と現実寄りなものが多く、デビルーク星人あるララ・モモ・ナナはピンク髪、メモルゼ星人であるルンは緑髪と特徴的な配色となっています。

 

これはキャラクターの関係性をよりわかりやすくさせるものでもあるため、②で挙げた「キャラクターを区別するための配色」という要素に近い部分でもあります。

 

また、語弊があるといけないので補足しますが、この種族的なものには国籍の違い等は含めません。

例えば、日本人には黒髪の人がかなり多いです。それに対して海外出身のキャラを金髪として描く、記号的な使われ方ことは多くあります。

しかし、欧米人が全員が全員金髪であるというわけではないし、もちろん黒髪の人だっています。

一般的に多い地毛の中にも選択肢がある中で、あえて金髪を選んでいる理由がある。

これはもちろん他の髪色のキャラにも言えることですが、金髪キャラを鑑賞する上では特に重要になってくるポイントだと思います。

 

さて、様々なパターンを紹介しましたが

ここまでで私が言いたいのは

「どのパターンで作られた作品か分析することが重要」というわけではありません。

 

「どんなパターンでも、その髪色に決まった理由・メリットがある」と伝えたかったのです。

 

その配色に込められた作者の願いを紐解くことで、キャラの魅力を再発見・再認識できる。そういった試みを今回はしていきます。

 

最後に。

 

これから僕が語ろうとしている金髪というのは現実にも存在し、同時にファンタジーな存在でもあるのです。

 

上記で例に挙げた記号的な使われ方は、昔の作品、特に少女漫画に多い傾向ですが、

西欧への憧れとして、また「美」を象徴する色として金髪が多用された時代もありました。

古来から日本人にとって金髪というのは特別感あふれるファンタジーの類のものなのです。

 

しかし現代、国際化が進み海外の人との交流や、国際結婚が進んだ現在では金髪は身近な存在になりました。

また、染髪技術の発達により、気軽に金髪になれる時代でもあります。

 

現実での金髪が一般化していく中、フィクションでの髪色はより多様性を増し、色とりどりの髪色が並ぶ作品内での金髪はどちらかといえばファンタジーではなく、現実寄りの髪色になってしまいました。

 

しかしそれでも、

 

金髪ヒロインは生まれ続ける。

 

金髪ヒロインは人気であり続ける。

 

金髪ヒロインはオタクを萌えさせ続ける。

 

そして私が金髪ヒロインを強く強く愛している。

 

何故私は金髪が好きなのか、何にここまで惹かれるのか。

これから語るのは私と金髪ヒロインとの戦いの歴史であり、その最前線。

 

この記事を書き上げた自分はより一層金髪を好きになっていることだろう。

そして、この記事を読んだあなたに金髪の魅力が伝わったら、どんなに嬉しいことだろう。

 

 

金髪ヒロインとの馴れ初め

まず、僕が一番最初に魅力を感じた金髪ヒロインは誰だっただろうか。

 

これに関しては、はっきりと覚えています。

 

そのお方との出会いははるか昔。

僕がオタクになったきっかけである初恋の相手である、

カードキャプターさくら」の「木之本さくら」に出会うよりも前。

保育園入園前の物心つくかつかないかといった頃に出会った相手です。

 

そのお方とは……

 

 

月野うさぎ美少女戦士セーラームーン

 

個人的には本当に原点にして頂点というか、もう、これだよね。これしかないよ。

金髪ヒロイン好きにさせられた諸悪の根源であり、いまになってわかる金髪ヒロインとしての完成度の高さ。

 

当時3歳くらいでしょうかね。
幼少期は暇潰させるためにレンタルビデオばかり見せられていたんですよね。

それで多分女の子の幼馴染とか、従姉妹の家にいった時によく見ていたんですよね。

 

もう本当に、セーラームーンになりたくてなりたくて(え?)

 

当時の僕は仮面ライダーアギトやガオシルバーに憧れていたはずなんですけど、

そんな思いは秒で吹き飛んでしまって、気づけばセーラームーンになりたくて仕方がない3歳男児爆誕してしまったわけです。

 

幼少期の僕は、布団やタオルにくるまって遊ぶのが好きで、

「布団をかぶって10秒くらいして出ると、何かの動物に変身してる」みたいな遊びをよくしていたのです。これはかなりお気に入りの遊びだったのではっきりと覚えています。

 

当時お気に入りだった、大きなキリンのイラストが描いてある黄色いタオルケットがあるのですが、

それを被りながら立ち上がり、頭の上でぐるぐるとまとめて金髪ツインテールのようにしてセーラームーンに変身するという設定で遊んでいました。

 

一体どこにそこまで惹かれてしまったのか。

かなり幼い頃の体験なのでそこまでロジカルな理由ではないとは思うのですが、

逆に言えばもはや本能的に好きになったといっても過言ではないのではないでしょうか。

 

大人になった僕が感じる月野うさぎの好きなポイントなのですが

 

・明るく天真爛漫な性格

・ちょっぴり泣き虫(しかしそれを乗り越える強さ)

ドジっ娘、アホの娘

 

いや、すごすぎる。こんなん好きになるわ。

というか、今好きなものばかり詰まっている。

 

・明るく天真爛漫な性格

金髪との親和性が半端ない。これはこれから語る多くのキャラに言えることですが、金髪はアニメ塗りだと黄色を用いて表現されます。

黄色というのは有彩色の中で一番明るい色であるため、まさしく「明るさ」の印象を覚えるのは必然。

また、黄色から連想されるのは光や太陽などの輝きや眩さをイメージさせるもの。

それらが性格の明るさをより強く引き立たせる要素になっていると言えるでしょう

 

泣き虫(しかしそれを乗り越える強さ)

ちょっと伝わりづらいですかね。しかしこれはかなり重要な要素です。

 

まず、金色というのは非常に存在感がある色です。

そして、強さを連想させる色でもあります。

金はいつの時代でも高価であるもの、貴重なものです。

それらを持ち得るのは勝者。転じて勝利の象徴でもあります。

 

このイメージが月野うさぎが主人公である、正義のヒロインであるということをより際立たせるのです。

 

また、セーラームーンの初期設定では月野うさぎ銀髪でした。

しかし、連載していたなかよしの表紙担当者から

「銀髪は地味だから、目立たせるために黄色のほうがいいよ」等という編集の言葉から金髪になっという逸話があります。

ちなみに、原作のプリンセス・セレニティが銀髪なのはその名残とされている。まぁそっちの方が月のイメージともあうしね。

このエピソードからも、豪華さや特別感を演出できる金色というのは

セーラームーン・主人公「月野うさぎ」を形成する上で非常に重要な要素になっていることがわかると思います。

 

さて、そんな底抜けに明るく、変身したら強いうさぎが、

めちゃくちゃ泣き虫なんですよ。

月野うさぎ本人はちょっと泣き虫、との認識だが)

 

はい。皆さん分かりますよね。

ギャップ萌えです。

 

普段の明るく元気な姿が、

健気にも悪に立ち向かえる強さが、

前提にあるからこそ月野うさぎの涙にときめかずにはいられないのです。

 

この涙を流すシーンというのには、非常にコミカルな描写から、思春期の女の子らしい心理描写。またセーラームーンとして戦う上での葛藤や、責任感からの涙など様々なシチュエーションがあるのですが

みんなちがって、みんないい。

 

そして、月野うさぎにはそれを乗り越えられる強さがあるのです。

女の子を馬鹿にしないで!

女の子はいつも泣いているばかりじゃないんだから!

 

美少女戦士セーラームーン 第13話「女の子は団結よ!ジェダイトの最期」より

 

困難にぶつかって、しょげて悩んで悲しんで。

時に勇気を振り絞り、時に仲間と団結し、

……それでもダメな時もある。

 

しかし、月野うさぎは諦めない。

 

涙が出たって負けじゃない。常に心を燃やして全力で叫ぶ。

そんな彼女にだから奇跡は起こる。

 

そして涙の後にはまたいつもの天使のような笑顔で笑ううさぎがいる。

 

最高じゃない??????

 

当時のジェンダーの在り方や、社会問題渦巻くなかで発表されていたからこそ爆発的なセーラームーン人気に繋がったというのはあるかもしれませんが

 

この月野うさぎの圧倒的ヒロイン力こそがセーラームーンを神格化させていると思っています。

 

そしてそのヒロイン力を支えている非常に大きい要素に金髪ツインテがある。

 

と私は叫びたいわけです。

 

 

ドジっ娘、アホの娘

蛇足になってしまうかもしれませんが、これも非常に重要な要素の一つなのです。

これらがあるからこそ彼女達にはどこか親近感が湧き、感情移入のしやすさが生まれますし、セーラームーンの作品内通してのドタバタギャグが成立するのです。

 

月野うさぎ、日常生活で非常にドジだしアホです。

まず単純に学校の成績がよくありません。

授業中に廊下に立たされるわ、テストでは赤点ばかりとるわ、野比のび太???

 

ドジっ子についてはもう是非見てみてください。日常回なら基本何かしらやらかすというか、なにかをスマートにこなしているところの方が想像つきません。

ちなみに個人的に好きな日常回が多いのはRですね。

キャラ同士の距離が近づいている分、仲良くドタバタやっててみんな可愛くて楽しいです。あと、ちびうさ絡みの話とかでじんわり泣けてきたりするんですよね。

あと、Rの話数リスト見てて思い出したんですけど、

セーラームーンにはセーラーヴィーナスこと愛野美奈子というこれまたド級ドジっ娘金髪アホ美少女がいます。

金髪で顔のいいポンコツが画面に二人いると幸福感がカンストします。気になる人は是非見てみてください。

ちなみにヴィーナスは先輩美少女戦士として戦闘シーン等でリーダーシップを発揮したりするのですが、そこのギャップが本当にたまりません。

やればできる子。なのに、なにかをする度に何かやらかす。

美少女戦士セーラームーンR 第32話 「ヴィーナス美奈子のナース大騒動」はいいぞ

 

ちょっと話がそれましたが、そんなやらかしまくりな彼女たちでも、へこたれたりしません。

これに関してはいままで語ってきた要素にもつながるのですが、

明るさ、元気さ、特別感……これらを支える、またこれらから得られるもの。

そう、自己肯定感です。

現実でもそうですが、金色のものを身に着けたり、髪の毛を明るくすることで自信がつくことがあります。

彼女達もそういったものに支えられているのではないでしょうか。

また、金にはそういった自信や、威厳を感じさせる要素があるために、何か相当なことをやらかしても、元気いっぱいの金髪ヒロインを見ていると不思議な安心感が生まれます。

 

これらの複合的な要素がセーラームーンのドタバタギャグコメディを成立させる重要なパーツになっているのではないでしょうか。

 

※これに関して「Dumb blonde」が要因としている批評等も存在するが、セーラームーン世代以降の日本でこういった概念が根付いていたとは思えない。

 

さて、それでは一旦ここでセーラームーン月野うさぎを通して分析できた金髪ヒロインの魅力についてまとめましょう。

 

・金髪はキャラの明るさ、元気さを引き立たせる

 そのため元気系金髪ヒロインのシリアスなシーンにはより強いギャップ萌えが生じる。

・金髪は特別感、存在感を強める。

・金は勝利の象徴。金髪ヒロインは勝気。負けない。諦めない。

・金髪ヒロインの元気で自信のある様子は視聴者に安心感を与える。

 そのため、ある程度の無茶なギャグでも成り立つ。

 

勿論、すべての金髪キャラがこれらの要素を持ち合わせているわけではありません。

しかし、こうした要素を持ち合わせるヒロイン像というのは金髪キャラにこそ多いと思いますし、なにより金髪であることがそういった性格面での設定に説得力を持たせていると思います。

 

さて、長くなってしまいましたが次に進みましょう。

多分金髪ヒロインとセーラームーンについては切っても切れない関係なのでどうせまたあとでも話します。

 

・幼年期

他の幼年期の思い出を彩る金髪美少女達についても話して起きましょう。

 

・七海るちあ (ぴちぴちピッチ

多分性的に色々に目覚めさせられてる(迫真)

私のオタクの人生における諸悪の根源ランキングの中ではかなり上位。

私は「金髪」「ツインテ」「巨乳」が揃ったヒロインを大三元と呼んでいるのだが、その元凶が恐らくるちあ。女児向け作品に出てくる13歳がしていいおっぱいじゃないだろ。(ちな本作品は平均的におっぱいがでかいキャラが多い。)

 

ぴちぴちぴっちは変身ヒロインもののひとつだが、

ヒロイン達の正体は実はマーメイドで、地上ではそれを隠して人間として生活しているという特殊な設定である。

戦闘時にはマーメイド態からアイドル態に変身し、主に歌による攻撃で戦う。

 

さて、七海るちあ

アイドル・マーメイド状態では明るめの金髪ツインテなのだが、

 

なんと変身前の人間態では暗めの金髪ツーサイドアップである。

金髪美少女オタクに優しい世界???

 

また、この娘はかなり月野うさぎに近い元気なドジっ娘主人公タイプであり、前述の通り金髪との相性が非常に良い。

また、イメージカラーはピンクであり、優しさと、厄介と紙一重まっすぐ一途な恋心を併せ持つ正統派美少女ヒロインである。

ぴちぴちぴっち全体を通して描かれている優しさ溢れる女の子同士の友情と、恋愛パートにおけるかなり現実的なめんどくささがが好き。

 

ちなみにこの他にも同じ時期に

 

南楓(ミルモでポン!

 

ハナちゃん(おジャ魔女どれみドッカ~ン!)

 

バブルス(パワーパフガールズ

 

と出会っており

 

可愛い女の子=金髪ツインテール

 

という固定概念をかなり早い段階で刷り込まれていたのです……

 

この記事を書くまで気づかなかったです。なるほどね。

 

ナージャ・アップルフィールド (明日のナージャ

 

ようやくツインテールじゃない金髪が来ましたわね。

ただ、


彼女に関しては俺がネタバレしたくないからあまり語れないんですよね……みんな観よ?

明るい笑顔と優しい心。そして逆境に負けない強さを持った金髪ヒロイン。

彼女の強さはメンタル的な強(したたか)さでもあるし、フィジカル的な強(つよ)さでもある。

月野うさぎは「諦めない」メンタルの強さだけど、ナージャは器がデカいというか、「気丈」で明るく振舞うことを忘れないというか、根底にある「高貴」さというか、それがあるからこそのローズマリーとの対比が心に来るというか……

 


みんな、観よう。

 

シャイニールミナス (ふたりはプリキュア MaxHeart)

 

まぁぁぁっくぅぅぅすはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁと

 

 

 

オタク達で「DANZEN!ふたりはプリキュアをカラオケで歌う際には「ver.MaxHeart」で入れて全力でコーラスをしようの会・会長、ヤマトたかはしです。

(厄介オタクなので特にこだわりなく通常版入れられた場合はセルフコーラスします) 

 

プリキュア民は昔の作品であってもネタバレに厳しい印象があるのでかなり割愛しますが、シャイニールミナスは主に後方からサポートを担当する戦士であり、

監督曰く

「後ろにデーンと控えるクイーンのような存在感」を意識させるようなポジションとして演出されています。

戦場にて高貴な雰囲気を纏い、癒しの光で戦士たちを助け、奮い立たせる。ここに金髪であることがうまくかみ合っています。神々しさのようなものさえ感じます。

前述のヒロイン達に比べるとツインテールの毛量が非常に多く、かなり特殊な髪型をしている。コスプレイヤー泣かせですね。

しかしこの溢れんばかりのボリュームの金髪によってより笑顔がより明るく見えたり、高貴さにも拍車がかかっていると感じます。もちろん変身前もいいぞ。

 

……ということで、運命のいたずらによる金髪英才教育をテレビアニメから受けながら成長した幼年期。

改めて並べてみると凄いなって思った。そりゃ金髪好きになるわ。

 

てかこれほどオタクになりやすそうな環境にいたのに、最終的に俺の初恋を奪ってオタクの道を確定さたのが再放送の木之本さくらって本当に恐ろしいな……というのはまた別のお話。

 

・小学生編

様々な金髪ヒロイン達と出会っていく中、僕は小学校への進学を果たす。

現実でも二次元でも様々な出会いと別れを繰り返しながら、よりオタクに。

そしてより金髪萌えへと目覚めていく……

 

三千院ナギ (ハヤテのごとく!

金髪ツインテツンデレお嬢様萌えを世に広めた女にして、釘宮病(N型)の感染源。

 

ここに全部刺さった俺がいる。

 

お嬢様に金髪を併せて高貴さによりバフをかけた……というわけではなく

非常にわがままで気が強く、どちらかと言えば「王」のような気質を備えた金髪である。

しかしその実態はオタクの引きこもりで弱点も多いクソ雑魚幼女メンタルの持ち主。

相性の良い属性がそれぞれギャップ萌えを引き起こしているかなり相性補完に優れた構築。もう何をしてても可愛い。

 

ここで金髪×ツンデレの相性の良さについても語りたいのですが、ナギって好意を隠さないからラブコメ的なツン要素は薄目ではあるんですよね。ただついでなので。

金髪×ツンデレは何故魅力的か

いままで語ってきた金髪の要素として「強さ」というのが非常に大きいキーワードになっていることは伝わったと思う。

雰囲気・オーラとして、メンタル面で、何かしらの強さを感じさせられるのが金髪なのだ。

 

ツンデレ「内面を隠すために攻撃的な態度が外にでる」という習性と、

金髪の外見的に「強さ」を漂わせることのできる性質は非常に相性が良いのだ。

 

そしてそれだけ強固なツンから繰り出される高低差のあるデレはより強い打点となる。

またこのデレた時に、表情をより「明るく」魅力的なものにする金髪というのもより追い風となる。

「ツン」「デレ」双方に相性が良いのが「金髪」なのである。

 

 

 

というわけでナギは金髪×お嬢様×ツンデレという

「強さ」「立派さ」のようなイメージを持たせキャラに

「弱さ」「雑魚さ」を見せるという王道パターンを一般化させた非常に功績が大きいキャラだと思う。

 

ちなみに頭脳面ではハイスペックすぎる一面がある。

これが根底にあることもより「弱さ」にギャップを持たせていいね。

 

ちなみにハヤテのごとく!には天王州アテネというこれまた強すぎるまでの金髪ヒロインが居るのだがネタバレ必至となってしまうため割愛。

 

・金色の闇(To LOVEる)

To LOVEる―とらぶる― カラー版 14 (ジャンプコミックスDIGITAL) | 矢吹健太朗, 長谷見沙貴 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

金髪ツーサイドアップの宇宙最強殺し屋ヒロイン。

To LOVEる-ダークネス-」でメインヒロイン化昇格した際には全俺が泣いた。

 

このキャラの魅力はずばり金髪と黒い衣装とのコントラストにある。

黒という最も吸収力のある暗い色と、光り輝く金色の組み合わせがお互いを際立たせている。

また、金と同じく黒も「強さ」や「高級感」の象徴としての色であり、「宇宙一の殺し屋」という設定を後押ししている。

 

また性格面でもこのコントラストは表れている。

基本的にヤミは真面目で落ち着きのある性格。

初登場時の主な表情は無表情、ジト目、怒りといったようなもので、全体的に暗めの印象である。

しかし、話が進むごとに徐々に感情は豊かになり、時折笑顔を見せるようになるのだ。

この瞬間、ギャップ萌え+金髪による「明るさ」の補正で、

デレの瞬間最大風速が巻き起こされるのである。

 

このあたりの魅力はモデルとなった「BLACKCAT」のイヴにも共通しているだろうか。

 

またグッズ展開、主にフィギュア化の際に白系の衣装「ウェディングドレス」「アイドル風制服」「セーラー水着」等を着用した姿で商品化されたことがあるが、

金髪と相性の良い「白系」の明るいイメージの衣装がとても可愛らしく、普段のヤミとのギャップも相まって非常に高火力である。

 

 

↓最後に紹介する2キャラは同じ作品からで。特殊な設定があるため軽く説明。

しゅごキャラ 作・PEACH-PIT

守護キャラクター“しゅごキャラ”や仲間たちといっしょに、ココロのたまごを護るガーディアンとして主人公・あむが仲間と共に活躍するミラクルファンタジー

2006から2010年まで「なかよし」で連載、TVアニメ化や舞台化、グッズ化されるなど大ヒット。

第32回講談社漫画賞児童部門受賞。

kc.kodansha.co.jp

↑一部試し読みアリ

 

しゅごキャラ!」の世界の子供達は皆「こころのたまご」というものを持っている。
「こころのたまご」は持ち主のなりたい姿、願い、将来の夢や目標、憧れを宿して体から出てくる。

そのたまご=「しゅごたま」が孵るとしゅごキャラが産まれる。
産まれたしゅごキャラ自身は持ち主のなりたい自分を反映したような性格やビジュアルを持っている。

しゅごキャラ」と、「しゅごキャラ」を持つ仲間たちと時に支え合い、時にぶつかりながら「なりたい自分」とは何かに気づき、近づいていく。

そんな物語だ。

 

このしゅごキャラが憑依したような状態になり、

「持ち主の本来の力、なりたい自分の可能性」を最大限引き出された状態

「キャラチェンジ」といいます。

↑髪飾りの変化と共に「キャラチェンジ」!!

またその上の段階としてキャラなりがあり、

しゅごキャラの力を100%以上に引き出すことが可能な変身状態の事を言う。
変身するしゅごキャラのビジュアルと酷似しており、より強い攻撃力をや能力を得ることができる。

攻撃力という単語が出てきましたが、ジャンルとしては変身美少女ヒロインものです。

何と戦うか等は割愛しますが……

 

さて、この作品の魅力、察しの良いオタクならお気づきでしょう。

 

「ギャップ萌え」が大渋滞します。

 

あとそんな「成長期」真っ盛りって感じの登場人物達の関係性が良すぎます。

その他にもいろんな性癖への扉が盛りだくさんです。ガチで閲覧注意です。
グロやエロはありませんが、大人であってもなにかが歪んでしまうかもしれない破壊力を持っています。

本当に良い作品ですが、「覚悟」を持ったうえでの視聴をオススメします。

 

さてそれでは本題。

 

・真城りま

あにてれ:しゅごキャラ!!どきっ



ウェーブがかったかなり長い金髪をたなびかせ、リボンのついたカチューシャを着用。

いままで紹介してきたヒロインの中では最も表情に乏しく、「フランス人形」のような、顔立ちの整った静かな金髪ロリを体現しています。

 

王道ではあるものの、当時の僕はそれまで出会ってなかった金髪ヒロインのタイプでした。

 

しゅごキャラの舞台となる聖夜学園には「ガーディアン」という生徒会のような組織があり、そのメンバーは代々「しゅごキャラ」持ちの生徒が引き継いでいる。

また各メンバーには「A」「K」「Q」「J」とトランプの絵札の名がついた「チェア」という役職が与えられます。

 

「Qチェア」に就任する真城りまの日常もある意味クイーン。

顔の良さを振りかざし、意味ありげな視線や態度で男子生徒を「召使い」にしながら生きていくのです。

↑転校初日でこれ

 

しかし、上記画像の「おかしくもないのにニコニコできないから」というセリフの通り、基本的に彼女の笑顔は世を渡るための偽りの表情。

その理由は割愛しますが、とある悩みから本心を隠し、いつしか人と関わるのも避けるようになっていたのでした。

 

しかし、キャラチェンジすると……

ギャップ萌えどころの騒ぎじゃねぇ

 

そう、彼女は本当はギャグマンガやお笑いなど面白いものが大好きで、本心からの笑顔は普段のものとは比べ物にならないほどの破壊力を秘めています。

 

今までも説明してきたギャップ萌え×笑顔は金髪ヒロインの必勝パターンです。

 

また、ここで今まで紹介したヒロインにも当てはまる追加の説明なのですが、金髪や白髪のキャラには他の髪色にない大きなアドバンテージがあります。

基本的に、どんな髪色のキャラであってもそのまつ毛は黒で描かれることが多いです。

つまり、髪色が明るいほどコントラスト差がある「目」はハッキリとした存在感を持ちます。

 

そんな圧倒的な目力で無表情でも成立するお人形のような女、真城りまがころころと表情を変える……

 

喜怒哀楽全部顔が良いんじゃ……

 

とんでもねぇよ。ガチで。

 

そして「しゅごきゃら」からもう一人。

・ほしな歌唄

しゅごキャラ見た子供でほしな歌唄好きになる奴は将来オタクになります(偏見)

 

しゅごキャラにおいて主人公のライバルポジション。

主人公・日奈森あむは強がりから全方位にツンデレが誘発してしまう女だが、

ほしな歌唄は実の兄・月詠イクトにのみ過剰なデレを見せ、それ以外にはすべてツンで迎え撃つ常在型能力としてのツンデレである。

 

元モデルでアイドルに転身した強すぎる女。

だがそのアイドル活動というのは実は大人に利用されたものなのだが、歌に関してのこだわり、愛はかなり強く、悪い大人から解放された後も歌手活動は続けている。

アニメ版でのCVは水樹奈々さんで、制作にはポニーキャニオンが関わっていたので挿入歌やキャラソンがめちゃくちゃいい。

 

特に作中でも最も歌われる「迷宮バタフライ」

迷宮バタフライ

迷宮バタフライ

あまりにもクールで大人っぽく、見てる年齢層には若干難解であったが

ほしな歌唄が裏に抱える切なさ、悲しさをどこか感じるメッセージ性と、水樹奈々の圧倒的な歌唱力が相まってどれだけの子供をしゅごきゃら沼に引きずりこんだことだろうか。

 

この「迷宮バタフライ」「BLACK DIAMOND」から連想されるような「黒」のイメージの歌唄は、

「いくら自分が傷つこうとも愛するイクトのためにはなんだってやってやる。」

といったかなり「強い」意思を持っていて、それに象徴されるのが歌唄の一人目のしゅごキャラ「イル」とのキャラなりである「ルナティックチャーム」である。

 

「イル」は悪魔のような姿で物語上、歌唄の「勝ち・強さ」への欲求が生んだしゅごキャラとして描かれます。

あむ あたしは競争が好き

勝ち負けがあるから 人は みがかれて かがやけるんだもの

 

そしてもう一人のしゅごキャラである天使のような見た目のしゅごキャラ「エル」のことを

やさしくても弱いんじゃイミないわ

と切り捨てます。

 

14才でアイドルとしてデビューした彼女ははやくに大人の世界の汚さを知り、またイクトを人質に取られて利用される立場となってしまったことから

自分自身が持つ「歌」の力こそが存在価値であり、それを磨き、

「強さ」を認めさせ続けることでしか世界に「立ち向かう」ための手段がなかったのです。

 

中盤。

ある戦いの中、圧倒的な強さを見せる歌唄にあむは「なんて強さ……」と漏らします。

それに対して歌唄は

そうよ!あたしは強い!

やさしさという甘さを捨てたから!

中途ハンパなあなたにはわからないわ!

あたしは歌でずっと戦ってきた!勝ちぬいてきた!

やさしさを弱いコトのいいわけにしてるあなたは

負けたってなにも感じないのよ!

 

それはあまりにも強く、あまりにも悲しい叫びでした。

目的のために努力し、強くなり続けた歌唄でしたが彼女はいつだって孤独だったのです。

強いから傷つかないのではなく、傷を見ないフリし続けて積み上げた強さ。

 

それを感じ取ったあむはこう返します。

負けてうれしい人なんていない

負けたら悔しいよ

でも負けが…傷つくことがおわりとは思わない

 

つぎは負けないぞって

がんばるんだって思えれば

傷の数だけ強くなれるはずだ

負けをいっぱい知ってる人は いっぱい かがやけるはずだ

 

その後、歌唄は一度力が果ててしまい、高みを目指し続けたが故の孤独に絶望します。

悲しみに暮れる中、やってきたのは「アイドル・ほしな歌唄」に憧れるあむの妹でした。その姿を見て歌唄は幼き日の自分を思い出します。

 

自分が何故歌を好きになったのか。

 

昔を思い出しながら、幼い頃に歌っていた「ゆめのつぼみ」を口ずさみます。

それは今までの彼女からは想像できないほどの優しい歌声。

 

勝ち負けももちろん大切。

しかし、自分が歌い始めたきっかけは

「誰かに歌でよろこんで欲しい」という素直な気持ち。

 

そして自らの原点に戻り、内に隠してきた弱さを認め、それを乗り越えることで真の強さを手に入れるのです。

 

その姿こそがしゅごキャラ「エル」とのキャラなり

「セラフィックチャーム」

 

「外に立ち向かうための強さ」「自分の内面を認め乗り越えていく強さ」

この二つの「強さ」を得た歌唄は、ひとつの騒動の後、自らを利用する会社を抜け、新し歌手人生、なりたい自分へのスタートを切ります。

 

アニメ版のセラフィックチャーム登場時にイントロが流れる「 Heartful Song 」はこのエピソードとそれからのほしな歌唄を象徴する楽曲で

Heartful Song

Heartful Song

「孤独の盾を掲げ自分と戦っていた」

「勇気を出して輝き続けよう」

といったいままでの強さと、新たに手に入れた強さがそれぞれ表れています。

 

さて、かなり長くなりましたが

彼女はいままで語ってきたギャップ萌えパターンとは違い、純粋な二つの強さの光を持ち合わせていたヒロインなのです。

その強さをそれぞれ

ルナティックチャーム・黒←自らを隠す。強さを見せつけ立ち向かう。外面の強さ。

セラフィックチャーム・白←自らを許す。弱さを認め乗り越える。内面の強さ。

という色の組み合わせを変えて表現しているのが最高なんですよね。

 

そのモチーフである「悪魔」と「天使」、「黒」と「白」、

歌唄のツンとデレ、外面と内面。二つの強さ。

 

それらすべての魅力を引き立たせる

たった一つの冴えた髪型

 

それが金髪ツインテールというわけです。

 

 

最後になりますが、劇中歌「太陽が似合うよ」も最高にほしな歌唄です。是非聞いてください。

太陽が似合うよ

太陽が似合うよ

金髪というのも、朝日、夕日、どちらに照らされも魅力的な髪型ですしね。ダブルミーニングですね(絶対に狙われてはいない)

 

というか、劇中歌・挿入歌どの曲も水樹奈々さんの歌声と非常にマッチした力強さを秘めているのでとにかく聴いてください。

 

 

 

はい。というわけで、このあたり、小学校高学年頃に

「あ、俺って金髪のキャラで好きなの多いな。金髪が好きなんだな。」

と気付いたわけである。

 

急に雑。

 

まとめ

さて、こうして性癖が目覚めた頃の金髪美少女達を分析した結果をまとめてみます。

・金の持つ主なイメージ

「強さ」「明るさ」「高貴」「特別」

・金髪から主に連想される属性

「王・女王」「天使」「お嬢様」「人形」

 

非常に存在感が強く、上記のようなポジティブな要素を感じさせ、それに比べたギャップ萌えもわかりやすく伝わる。

こういったところに金髪美少女の魅力を強く感じました。

 

個人的に一番重要な要素は

「強さ」「弱さ」「笑顔」「泣き顔」コントラスト、ギャップが一番高まる効果を金髪は持っていることと考えられます。一方がまた一方をより際立たせ、印象的なものにすることで、金髪ヒロインはより輝いて見えるのだと思います。

 

個人的金髪ヒロイン四天王

最後に、金髪愛のきっかけとなった上記ヒロイン以外にも、僕の人生の中で衝撃を受けたヒロイン達についても紹介していきます。

 

「最後に」と言ったが、多分ここからも長い。

 

・竜崎麗香・お蝶夫人エースをねらえ!

 

金髪お嬢様キャラの原点にして頂点。

圧倒的強さと絶対的な美しさで見るものすべてを虜にした最高の女性。

 

まず皆さん、エースをねらえ!」という超名作漫画を読んだことはありますでしょうか?見てない人は絶対読んでください。

現代のオタクには「エースをねらえ!」に対して、昔よきスポ根漫画……のような誤った印象を持った人が多い気がします。

たしかにスポ根ものなのには間違いないのですが、それだけで括ってしまうのはナンセンスです。

エースをねらえ!で描かれるのは主人公・岡ひろみの成長。そして彼女を取り巻く登場人物達の人間関係。友情・愛・憧れ・敵対・嫉妬……

テニスを通して描かれるそれらから感じられるひとつひとつ人間模様からは、愛とは何か。人生とは何かといった非常に大きなメッセージを感じ取れます。

 

さて、竜崎麗香の魅力を語るべく、序盤のあらすじを少しだけ解説します。

 

主人公・岡ひろみは県立西高校に入学。強豪テニス部の絶対的エースにして生徒会副会長も務める優等生お嬢様・竜崎麗香に憧れて初心者ながら入部。

対して麗香も、まっすぐに自分を慕うひろみに可愛さを覚え、親身に指導するのでした。

そんなある日ミーティングで、コーチの宗像は実力も経験もないひろみを何故か大会選手に指名。この日から大きくひろみの人生は動き出します。

 

色々ありすぎるので割愛しますが、

その激動の中でひろみと麗香の関係性は大きく変化します。

 

ひろみの麗香に対しての憧れはテニスに打ち込めば打ち込むほどに強まり、もっと近くに近づきたい、いつしか追いつきたい、さらには追い越したいと変化していきます。

 

一方麗香は

自らの手を離れ宗像の指導を受けるひろみに怒り、

宗像から期待されるひろみにプレイヤーとして嫉妬、

かなり厳しい指導に耐えるひろみの身体と精神を心配するも、

自らの想い人である藤堂と親しくするひろみには恋敵として嫉妬、

自らと戦うことになったひろみのことを傷つけたくないと悩み、

プレイヤーとして確実に自分に迫ろうとして来ているひろみにライバル心を覚え……

 

 

ひろみへの愛情と、敵対心の間で麗香は葛藤します。

 

ときには姉のように、ときには敵として、ときにはダブルスの相方として、ときには壁となり、ときには目指すべき姿を見せ……

 

彼女達の関係性がどう変化し、どこに終着するのかというのはぜひ見てみてください。

 

まとめると竜崎麗香。キャラ設定的には

高校生らしからぬ真理を突いた発言や、凛とした態度。

人の上に立つ、人の先を行くためのメンタリティを持つ、精神的にも肉体的にも強く美しいお嬢様。

 

と、超王道。まさしく絵に描いたような憧れの金髪ヒロインといった感じなのですが。

 

内面は今まで語ってきたようにとんでもなく人間臭いのです。

 

しかし、だからこそ竜崎麗香はより美しく輝くのです。

 

悩んでもがいて苦しんで、でもそんな葛藤を決して人前では出さず。

 

そうした自らの弱さを乗り越え続け、さらにまた強くなる。

 

闇の中を孤独に走り続ける一筋の光。

 

それが竜崎麗香。

 

読者が最も憧れ、最も感情移入してしまう金髪ヒロイン。

 

それが竜崎麗香。

 

是非一度エースをねらえ!を、「竜崎麗香」を味わってみてください。

 

カガリ・ユラ・アスハ(「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ)

暁の車

暁の車

 

機動戦士ガンダムSEEDを見てください。

もうとにかく第40話「暁の宇宙へ」まで見てください。

(現在主に配信されているHDリマスター版では38話扱い。)

話はそれからです。

 

あの、このキャラをネタバレしないで語るの不可能なんだよね?(震え声)

 

でも多分この記事読んで俺が金髪に対して感じてる魅力を知ったうえで上記のエピソード見て、挿入歌「暁の車」聴いたらもう、ね。

 

飛ぶよ。

 

「小さくとも強い火は消えぬと、私たちは信じています。」

これは第40話で三石琴乃さん演じるマリュー・ラミアスの言葉ですが、これがまさしくこの後の彼女を象徴する言葉です。

 

多くの遺志を受け継ぎ辿ったのは、あまりにも過酷な運命。

しかしそれ背負ったのが彼女だったからこそ、カガリ・ユラ・アスハだからこそ、その歯車は止まることなく次の時代への道標となったのです。

 

悲しみに染まらない白さで
オレンジの花びら揺れてた夏の影に

「暁の車」の一節ですが、これが全てです。

 

……てかこの歌詞ほんとすごいな。(ほんとうにすごい)

 

表面だけで見ればツンデレ金髪ボーイッシュとテンプレ感満載ですが、彼女のツンデレには裏表というものが無く、その口からでるのはいつだって真実の気持ちだけです。

だからこそ多くの人々が彼女を信じ、支え、その願いをかなえようとする。

しかしその真っ白な彼女の裏に潜むのはあまりにも暗く重たい影。

それでも、カガリ・ユラ・アスハは折れない。

いつかきっと訪れる平和な世界を信じ「暁の車」を回し続けるのです。

 

まじで、とりあえずSEEDだけでも良いから見て。ガンダム予備知識ゼロで楽しめるから。

で、ハマっちゃったら続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」もあるから。

あとオタクが多いから考察とか感想も漁り放題だから。

 

ガチで本編内で流れる「暁の車」を聴いて……

 

もう、それしか言えない……

 

澤村・スペンサー・英梨々冴えない彼女の育てかた

※「冴えない彼女の育てかた」については多少アンチ目な意見を含むかもしれませんので、多少不快に思う方がいるかもしれませんがご了承ください。

 

桜舞い散る通学路で運命の出会いをした……ハズの俺。だが、相手はキャラが全く立っていないクラスメートだった!? 「ならば、俺がお前をメインヒロインにしてやる! 」丸戸史明のヒロイン育成ラブコメ、開幕!

 

 

冴えない彼女の育て方 1巻あらすじ

Amazon.co.jp: 冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫) eBook : 丸戸 史明, 深崎 暮人, 深崎 暮人: Japanese Books

 

なんで1巻の表紙がメインヒロインじゃないんですかね……


語りたいことしかない。語らせてください。

対金髪美少女オタク用人型決戦兵器こと澤村・スペンサー・英梨々について。

 

イギリス人の外交官を父に持つ日本人とのハーフお嬢様。

美術部のエースで、学園内のミスコンも連覇する絶対的美少女。誰にも分け隔てなくやさしく接する純粋無垢な性格で、美しい金髪ツインテールを携え歩く姿はまるで百合の花のよう。

のように完璧な人間を演じているが、

 

その実態は父はオタク母は腐女子英才教育を受けて育った生粋のクソオタク

美術部の活動の裏側ではイラストレータ「柏木エリ」として同人サークル「egoistic-lily」として活躍。真摯にR-18凌辱系同人誌を描き続けコミケ壁サークル常連となった神絵師高校生。(本人は18歳以下のため、売り子は両親が務める。)

主に執筆中の自宅での服装は中学時代の緑の芋ジャージ。

黒縁眼鏡をかけ、普段は美しく結われた金髪をボサボサのまま放置している。

さらにその本性は

この沢村先輩……いえ某サブヒロイン、

台詞はツンデレなのに思考は泥くさいし、自信満々で強いところがあるかと思えば、ほんのちょっとのことで脆く折れるし、相手をものすごく残酷に切り捨てるかと思えば、ずっと想い続ける一途さを持ってたり……もう訳わかんないですよ

 

冴えない彼女の育て方9巻 エピローグ その二 より

そう、もう盛りすぎて訳わかんない系ヒロインである。

基本はテンプレ感満載から組み立てられるオタクヒロインが多い冴えカノのなかでも、あまりにもひねくれて盛られすぎた設定。

もう何がなにに対してのギャップなのだか、グラフの原点がわからなくなる。

本当に作者の丸戸史明さんは尊敬に値する。

手順が多すぎて何が解決待ちになっているのかわからなくなりそうなループデッキみたいなヒロインをよくもまぁこれだけ魅力的に暴れまわらせたものだ。

そしてこれらめんどくさい性格によって非常にころころ変わる表情をより魅力的にさせる万能強化パーツが金髪なのだ。

 

さて、物語の根幹に関わる設定なのだが、

主人公・安芸倫也と彼女とは小学校時代からの幼馴染。

幼い頃からオタク友達として親密だった二人だったが、小学三年生の頃、オタクであることをきっかけとしたいじめが起きてしまう。

この時、倫也は「堂々とオタクを公言し、その文化を理解させる」というとんでもないパワープレイで解決するのだが、

英梨々はそんな倫也とすれ違うように「オタクをやめたふりをして新しい友達を作る」ことでそれを乗り越えたために二人は疎遠になってしまう。

しかし二人とも心の底ではお互いにその頃を忘れられず、昔のような関係に戻りたいと思う反面、お互いに許せないと強く思うところもあり両想いかつ両恨みのような状態となっていた。

 

そんな疎遠状態から前進するきっかけとなったのが倫也が立ち上げた同人ゲームサークルへの参加なのだが、この初サークル作品出品までにも様々な衝突が起こってしまう。

そのエピソードの中でも代表的なものが原作3巻、またはそれにあたるアニメ1期

#8「当て馬トラウマ回想モード」から繋がる

#9「八年ぶりの個別ルート」内での口喧嘩シーン

 

 

 

これは暗黙の了解で地雷扱いしていた二人の過去をほじくり返し、お互いに「謝らない」と宣言した「仲直らず」を描いた名シーンであり、お互いにまっすぐにねじくれていて素直にひねくれているという似た者同士の2人らしい最高のやりとりを是非一度見て欲しい。

 

そして、それを機に彼女はイラストレーター「柏木エリ」としてさらに成長し、

澤村・スペンサー・英梨々として倫也の中の一番になること涙ながらに誓うのであった。

 

このエピソードのアニメ版挿入歌・英梨々のソロ曲「Blooming Lily」が最高。

 

弱さ見せそうだ
Lilyの花は気高くBlooming

というフレーズが英梨々の本質にして、その後の成長に繋がる非常に重要な歌詞なのだと感じる。

 

ガチでめちゃくちゃ良い曲。

澤村・スペンサー・英梨々による

澤村・スペンサー・英梨々のための歌。

 

そしてその後は、本作のメインヒロインである加藤恵と親友になったり絶交したり復縁したり、同じくサブヒロインである霞ヶ丘詩羽と罵り合ったり認め合ったりして捻くれた者なりに非常に濃い人間関係を見せてくれる。

原作における「Girls Side」と名のついた巻には倫也が登場しない女性キャラだけの関係性が描かれているのだが、章によっては百合作品としてとても良いものもあるので是非ご覧いただきたい。

 

 

さて、しかしこの作品の本編はハーレムラブコメ

よって、この英梨々も主人公争奪に関わる一ヒロインなのだが

 

正直ここが評価点にしてこの作品が嫌いな理由でもあって

冴えない彼女の育て方」は完全なる出来レースなのである。

この物語は加藤恵がメインヒロインであること前提だからこそ成立するのであり、

同時に、他のヒロインの想いが成就しないというのも前提として成り立つのである。

 

澤村・スペンサー・英梨々金髪ツインテールツンデレ幼馴染と負けヒロイン属性てんこ盛りで登場するのだが、主人公とお互いに抱える思いはかなりの重さであり、カードパワーとして全ヒロイン中間違いなくトップなのだ。

悪いのは環境である。

冴えない彼女の育て方」は安芸倫也の人生に加藤恵が登場した時点で、それ以降彼女だけが強化され続けるTCGだ。

常に加藤恵が環境TOPであり、何が起きようと加藤恵デッキ側はトップ解決で勝てるようになっている。

澤村・スペンサー・英梨々「出たら勝てる」タイプのカードなのだが、

その前準備にかかるデッキパーツが倫也との長い疎遠期間内にスタン落ちしてしまっているため、どうあがいても勝ち目がないのである。

(そしてTCGで例えてしまったので一応補足しておくが、ラブコメに踏み倒しなんてものは絶対にあってはならないので、どうすることもできない。)

 

かといって勘違いして欲しくないのは、別に英梨々が負けたから僕はこの作品が嫌いというわけではない。

むしろ、その前提の上で英梨々含めその他のヒロインにもしっかりと決着をつけて終わったことはあまりにも美しい構成であり、今後このような物語が生まれることは非常に難しいだろうとまで感じている。

 

じゃあなにが嫌いなのか。

負けるとわかりきっているのに応援し続けてしまうような魅力的なヒロインを産み出した丸戸史明に怒りさえ覚えることと、

英梨々を好きで好きでたまらないのに選ぶことがない安芸倫也が男として最悪だからだ。

 

そして、そんな安芸倫也を許せないオタクなのに読み返すごとに彼に感情移入してしまい涙を流してしまう自分がどうしようもなく嫌いだ。

そう、「冴えない彼女の育てかた」ナンバリング最終巻である13巻を見返す度、俺はあの場所にいる錯覚に陥る。

あの大晦日・安芸家の前で英梨々の笑顔を見送りながら、溢れる涙が止められない俺がいるのだ。

 

英梨々が負けヒロインなんて冗談はよしてくれ。

あの日負けたのは俺達だ。

 

しかも、みっともなく負けそうだったのにも関わらず、英梨々のフォローによって最低限のダメージで終わりを迎えることができたのだ。

 

なんなら英梨々だって相当のダメージを受けている。それがわかっているからこそ余計涙が止まらない。

 

悔しくて、悲しくて、切なくて、どうしようもなくて

 

……うん。どうしようもない。

 

だって安芸倫也はどうしようもなく安芸倫也だし、

澤村・スペンサー・英梨々はどうしようもなく澤村・スペンサー・英梨々なのだから。

 

そんな二人が選んだ結果なのだから。

 

澤村・スペンサー・英梨々としてもイラストレーター柏木エリとしても、彼女は前に進み続ける。それまでの日々を糧にして、新たな旅に出ていくのだ。

 

青春をやり直し、過去を清算し、より高みへ向かっていく。

 

完結後に「Blooming Lily」を聴き返す度に、この頃の英梨々はもういないのだと思う。

 

でも、それでも

 

やっぱり俺は澤村・スペンサー・英梨々が好きで、そんな彼女に拘り続けたあの頃の安芸倫也を嫌いにはなれないのだ。

 

そして今日も思い出す

 

「Lilyの花と君とのStory」を

 

 

………13巻のあのパートの挿絵、白黒だけど、俺には凛と輝く金髪が見えるんだ。

 

・川井リカ(ワンダーエッグ・プライオリティ)

ヤマトたかはし最愛の女。川井リカ。

 

何だよ結局ワンエグの話するのかよ。そう思った画面の前のあなた。

 

………そうだよ!!悪いか!!

 

ここまで来たんだ。本当に最後だし短くまとめるからブラウザバックしないで付き合ってください。

というか、短くまとめないと本当にいつまでも俺は川井リカのことを語れちゃうというか、むしろポイント絞らないと語るのが難しいんですよ。川井リカ、髪をよく見てください。

 

少し灰っぽい感じの金髪。左側(画面では右側)にはピンクのメッシュ。頭頂部に若干の黒髪。

 

もう、これだけで物語は動いてて、川井リカが生きてるんだよ。

 

まずは物語には抵触しない程度の設定を。

 

川井リカ。14才。元ジュニアアイドル・「渾身全力キッス」メンバー

母子家庭。男にだらしない母のようになりたくない……が、父親が誰かというのもはっきりしないので自分の出自に疑問を持ち悩んでいる。

アイデンティティが確立しきらない年頃の女の子。

 

こんなもんでいいでしょう。

さて、川井リカ地毛は黒髪と考えられます。

この頭頂に少し見える髪色。いわゆるプリン髪ですよね。

髪の伸びに合わせて生え際の地毛とヘアカラー部分との段差が生まれてしまっています。

また眉毛も黒いです。このことからほぼほぼ確定であるといっていいでしょう。

 

次に、ジュニアアイドル時代の描写を。

ピンク髪水色メッシュゆめかわカラーツインテ

 

……というところに引っかかると長くなるので、とっとといきます。

はい。アイドル時代のリカは髪をピンクに染めていたんですね。

 

さて、

 

川井リカ、前述のほしな歌唄のように「誰かに歌でよろこんで欲しい」なんて思いでアイドルをはじめるような女じゃないです。

ほぼ間違いなくラッキーか成り行きでアイドルになったと思います。

そして、イメージカラーというよりは、てっとりばやく「女の子らしさ」をだして「目立つ」ために髪をピンクに染めることになります。自分の発案か事務所のテコ入れかはわかりませんが、大体そんな理由だと思います。

衣装もピンクだから事務所からの勧めなのかな。

 

ですが結局そんな付け焼刃だけでは人気が出ません。

ひとつ事件があったこと、そうでなくても人気が伸び悩んでいたことから渾身全力キッスは解散します。

 

当時のリカがどのくらいやる気を持ってアイドルしてたかはわかりませんが、

少なくとも「アイドル」であるという事実だけで「何者でもない」自分にアイデンティティを感じる要因にはなっていたのだと思います。

 

アイドルではなくなったならピンクに染め続ける理由はありません。

ですが上記の理由からピンク髪から元の黒髪に戻したくはありません。

何もないあの頃の川井リカに戻るのが怖いからです。

 

ピンクを保たなくなった彼女にはブリーチして脱色された金髪のみが残ります。

そして未練か、なにかの願掛けか。

ただのワンポイントとは思えない、特別な思いを込めてピンクのメッシュを入れたのではないでしょうか。

 

その後残った金髪は何者でもなくなってしまった川井リカの支えとなりました。

 

彼女はヘンリーネックTシャツにクロスのついたチョーカーを身に着け、

アイスウォッシュジージーンズ、ハイカットのスニーカーを履いて赤黒のスタジアムジャンパーを羽織ります。

そう。直球アメリカンカジュアル。

 

金髪っていったらアメリカ人じゃね?みたいなノリでしょう。

ワイルドさを感じさせるファッションだったのもポイント高かったんでしょうね。

 

もう何者でもない私だから。

 

母に頼らないで生きていきたい。汚い大人に染まらない。

弱さを見せてはいけない。強くならないと。

 

弱さを隠すための金髪。そして彼女のイメージカラーにも繋がる赤のスタジャン。

 

そんな身なりも板についてきて、なんだか自身が湧いてきて

 

「わたし川井リカ。かわいいリカ、覚えやすいでしょ?」

 

本編中の川井リカのできあがりです。

 

ここまで、本編中に描かれたわけでもなんでもなく、私の推察による意見です。

しかし、たった一つのビジュアルと本編内の断片的な情報からここまでのドラマを考えさせられる。

 

ワンダーエッグ・プライオリティの川井リカのそういったところに私は惚れたのです。

 

勿論川井リカのキャラ、性格、表情的に金髪はかなりマッチしているんですよ。

今まで語ってきた明るさと暗さのギャップだったり、強さと弱さの裏表だったり。

しかし、川井リカに限ってはその金髪に至るまでの彼女の人生が見え隠れするのがとても奥深い。もう深すぎてよくわからない。

 

髪の毛色として金とピンクは、メッシュだったり、毛先だけ変えたり、色々相性のいい使い方があると思うんですよ。

 

でもそれに加えて生え際に黒髪がある。これだけでこの作品の、キャラの解像度が爆上がりしているんですよ。

 

そしてその他の細かいところにも川井リカという人間が見え隠れしてさ……

 

髪だけでここまで物語が込められたキャラを僕は知りません。

 

これからも「ワンダーエッグ・プライオリティ」に、川井リカに心を囚われ続ける理由の一つです。

 

最後に

今年のエキシビジョンマッチ、いかがでしたでしょうか。

金髪美少女の、そして私が愛するヒロインの魅力が伝わったでしょうか。

 

ここまでで23,000字以上あるんですよ。読み手の事をまるで考えていない文章でごめんなさい。

 

ただ、全部の章にできる限りの熱意、愛情、気持ち悪さを込めることができたと思います。後悔はしていません。

 

今回記事にすることで、金髪美少女の魅力だけでなく、自身の性癖の成り立ちや、改めてよさを感じる作品等様々なことに気づくことができました。

 

この記事を書く原動力となった、性癖布教大会参加者の皆様。

そして、いつも私の拙い文章を読んでくれる皆様。

さらには、金髪美少女を産み出してきたクリエイター。

四天王候補として最後まで僕を悩ませた、紹介しきれなかったキャラクター。

今まで僕を育ててくれた、またこれからであろう金髪美少女達に。

 

感謝を。

 

そして読んでくれたあなたの輝かしき金髪ライフを願って。

 

ありがとうございました。

また、どこかで。

 

 

 

 

追伸

今期の推し金髪は伊地知虹夏ちゃんです